寝て見た夢の夢
「夢は寝て見ろ!」
これは学生時代の親友が私に挨拶のようにいつもくりかえしてた
辛口批判です。
20年たった今、いろんな意味で彼女はすごい人物だと思います。
もちろん今でも友達です。
19や20で、彼女はもう将来の夢なんてものは見切っていたということで。
私は夢見るアリスちゃんだったわけで。
人生いろいろ。20年間、多分人間が人生で一番充実するだろう20~40歳。
いわゆる平凡でもいいから暖かく堅実な家庭を手に入れた同級生とは、誰一人
連絡が取れなくなりまして、20年選手の友人はどいつもこいつも曲者ぞろいと
相成りました。
夢はいっぱい見てきました。希望も目標もたくさんたくさん。
私は当時の夢を、何一つかなえられませんでした。
でも夢の中では叶えました。夢は覚めてしまったのです。
しかし、私は目覚めたことで新しい夢をまた見ることができます。
希望も目標もたくさんたくさん。
寝て見た夢の選択肢はそれこそ無限にありました。
起きている、覚醒している今、この一瞬の選択でどんな未来に続くのか。
楽しい旅ではありませんか?先の見えない旅ほど楽しいことはありません。
タロットで「0」愚者のカードです。
そして22枚の旅をするわけですが、最後のカードは次への旅へとつながります。
人間が生きている間、何周旅するかは個人差があります。
自覚なく、何度も完結させ、新たな旅を始める人もいるでしょう。
望んでも、人生は一度きりだと思う方もいるでしょう。
自分が信じる道を歩けている自覚。それこそチャンスであり幸せ。
自分を認め、
自分を信じ、
自分で判断して、
死ぬまで生きること。
生きている意味。それは
気づいてしまえば大変単純なことなのですが、
判ってってしまえば逃れられなくなるので教えません。
ヒントは夢を見ることができるかどうかです。
いい夢を見ましょう。楽しみましょう。
本当の幸せは?満足は?財産は?
同じ時を生きている者同士、影響しあい分け合いながら。